子育てはひとりでできません

こんにちは、丸山裕代です。


今日は子育てって誰がするもの?というお話しです。
「え、誰って、親がするんじゃないの?」
と思いますよね?


もちろん、一般的にはママとパパ、とりわけお子さんが小さいうちはママが子育ての大部分を担っていると思います。


でも、もともとは子育ては家族単位で“何人か”で行うのが、つい最近まで“当たり前”だったんです。長い歴史の中で、今みたいにママがワンオペで全てをこなさなければならない環境になったのは、ここ3,40年ぐらいのことなんです。

二世帯同居どころか、三世帯同居もざらにあり、何よりコミュニティの中で、隣近所の子どもが多数出入りして、自分のうちの子でも人のうちの子でも、おんなじように叱ったり、遊んだりが当たり前。そんなことがつい最近まで日常にありました。


今でも、地域によってはそんな子育てができているところもあります。
これって、子どもにとっては、とってもよいことなんです。
たくさんの(良い人とか悪い人とか関係なく)大人や多世代の子どもたちに囲まれて、もまれて育つ中で、自然に人との関係性を“体感”で学べるんです。


自分の意見が思うように通らないこと、年下の子を面倒くさいと思いながらも世話をすること、悪いことをしたら一様に大人に怒られて「ルール」を知ること、
たくさんの失敗や、泣いたり笑ったりの経験が、ほどよい人間関係の“距離感”や“思いやり”“多様性への受容”を育てていくんですね。


そして、そういった環境は子どもの脳の成長に非常に効果が高いということが研究結果で明らかになっています。
今、ワンオペが増えているし、なぜかやたら「ママ」の責任が増えてしまっています。

またメディアでは、仕事も子育ても家事もこなす“美しくてパワフルなママ”情報があふれ、ついつい“そんな風にならなければいけない”ように思わされてしまいます。「完璧な子育てをしなければ」と思うあまり、子どもの当たり前の反応にも過敏になったり、大泣きされるとちょっと大泣きされると「虐待だと疑われるんじゃないか」とびくびくしたり・・。


今、ちょと子育てにつかれたな、とか、うちの子をかわいく思えないときがある、とか思っているあなた。


「大丈夫。そういった気持ちをもつのも当たり前。」
そう、だって、本来何人かの見守りの中で行うべき子育てを、あなたは今、一人でがんばっているんです。

そして同時に「子育てはひとりでやらなくていい。受援力を身に着けましょう。」
パパに頼んだり、両親や親戚など、頼れるものはどんどん頼りましょう。
親戚などいなければ、地域の支援制度を利用してもいいし、ママ友に甘えてもいい。


“ちょっとお願い”できるサポーターを増やしましょう。
この“ちょっと”がポイント。誰かに集中してお願いしてしまうと、その人も疲れてしまうかもしれません。でも、誰でも“ちょっと”お願いされると、いいよ、と軽く引き受けることができます。

そして「ありがとう!本当に助かった!」といわれると、引き受けた人も「ああ、役にたってよかった」と、すこしほんわりうれしい気持ちになるんです。
そして、色んなサポーターを増やすと、子どもにとってもママやパパ以外の、色んな人に触れあえるきっかけ、チャンスになります。


助けてもらって、さらに子どもの発達にも役立つってなんだかすごくないですか?
ひとりでできる人が強い人ではありません。いろんなヘルプを得ることができる人が本当に強い人です。
ぜひ「受援力」身に着けて、息抜きしながら子育てを楽しみましょうね。

キャリアコンサルタント/産業カウンセラー/心理カウンセラー

丸山裕代


参考文献:「受援力のススメ」
精神科医者 吉田瑞穂先生のサイトから PDF で読むことができます。
https://honamiyoshida.jimdofree.com/%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83
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